※ここの鬼道さんはヒロイン大好きで頭がゆるくておかしいひとです。
キャラのイメージを壊したくない方はお戻りください。
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俺には好きなものがある。マネージャーのだ。三度の飯より。いや、をおかずに1か月は飯は食べなくても生きていけるかもしれない。
サッカーの練習中、さりげなくの横を通る。あぁ、今日も髪からア●エンスの香りが漂ってきている。俺も使っているぞアジ●ンス!お前が使っていると知ったその日から。
マネージャーの仕事をこなしうっすらと汗をかくお前の姿・・・なんて輝いているんだ。俺は知っているぞ、お前が人一倍頑張っていることを!マネージャーの仕事を頑張りすぎて授業中に寝そうになり、それでも起きようと起きようと頑張っているお前の姿を俺は知っているぞ!(いっておくが俺とは別のクラスだ)
しかし俺ととの距離はなかなか縮まらない。何故だ何故なんだ・・・・!のことを自然と目で追っていると(ほんとに自然とだ。行為的なものではない)急に強風が吹きあれ、砂埃がまった。
その時だった・・・!円堂が右目をおさえ、痛みを訴えた。きっとゴミか何かが目に入ったのだろう。そんな円堂の元にが駆け付け、何か話をはじめた。きっと状況を聞いているのだろう。
そしてと円堂の距離がぐっと近くなり、円堂の頬をさわると右目をじっと見つめていた・・・
こ、これだ!!
俺の全身に電撃がはしった。との距離を縮めるにはあれをすればいいのか!何故あんな簡単なものに今まで気づかなかったのだ?天才ゲームメーカーと名高いこの俺でも気づかないことをやってのけるとはさすがは円堂守。それにしてもおいしい、おいしすぎるぞ円堂ォォォォォォオ!
ふふふ、しかし今やこれを知った俺は最強だ。今日、今この瞬間からと俺との距離は確実に
縮まる・・・!
「はははははははははは!」
「あの、風丸先輩。鬼道さんがひとりで・・・気持ち悪いッス・・・・」
「見るな、見るんじゃない壁山。目を逸らすんだ」
「・・・・・・・・・はいッス・・・・・・・・」
俺は風を待った。が、なかなか思うようにふいてはくれない。風は俺に味方をしてくれないというのか!この天才ゲームメーカーと名高いこの俺に!!
そう、唇をかみしめたその時だった。流れるようなそよ風が吹いたのだ。
今だ・・・・・!! 俺は確信した。
「これぐらいの風が気持ちいいわね。ふふ」
「そうですねぇ、先輩」
「ぐわぁぁぁぁぁぁあ!!」
「(ビクッ)」
「(ビクッ)お、お兄ちゃん!?」
「目が、目にとんでもないものがぁぁぁぁあ!!さっきの風で目にとんでもないものがぁぁぁぁぁあ!!」
「え、鬼道くん・・・・あの風で・・・・?え?いや、それ以前に鬼道くんってアレしてるわよね」
「・・・・お兄ちゃん・・・・」
「・・・・・風丸先輩・・・・鬼道さんが怖いッス・・・・」
「見るな、見るんじゃない壁山。目を逸らすんだ」
「・・・・・・・・はいッス・・・・・・」
「すみません、先輩。私ちょっと様子見てきます」
「え、あ、うん。お願いする、ね」
どうだ俺のこの名演技!これに気づいてきっとが・・・
「お兄ちゃん!」
な、なんだと!?でなく春奈が来ただと!?これは予想外だった。そうか、お兄ちゃんが心配になったのだな。可愛い妹が俺のために・・・!だが、すまない春奈。俺は今お前の心意気を受け入れる訳にはいかないのだ。許してくれ春奈。俺は、俺は・・・・・・
「来るなぁぁぁぁぁあ」
「え、ちょっ、お兄ちゃん?」
「来るんじゃない春奈!これはお前には解決できない問題なんだ!」
「え、だって目にゴミが入っただけ・・・・」
「いいから!いいから早くをよんでくるんだ!」
「(何故・・・・・!)」
「早く!」
「う、うん。わかったわ」
春奈はすぐにの元へ駆けて行った。よくやったぞ春奈、それでこそ俺の妹だ。これでがここにきて俺の目を見てくれれば・・・全ては作戦通り・・・!あと少しで俺との距離が・・・
「鬼道くん」
「(来た!)」
「お兄ちゃん。先輩連れてきたよ」
「どうしたの、鬼道くん」
「す、すまない。・・・目が、さっきの風で何かとんでもないものが入って、酷く痛むんだ、ぐわっ」
「さっきの風って・・・」
「とにかく痛むんだ!」
「そうなの?」
「あぁ。だから早くお前が俺のこの右目をみてくれないか?」
「え、でもホラ鬼道くんなら大丈夫じゃない?」
「?・・・何故だ、何故そんなことがいえる」
「だって鬼道くん・・・・
ゴーグルつけてるじゃない」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
(しまった・・・・・・・・・・・!!!!!!)
「「「「「( 馬 鹿 だ ! ! )」」」」」
そうだった!俺は、これを、ゴーグルをつけていたんだった!なんという失態だ。俺としたことが・・・情けない、情けなさすぎるぞ鬼道有人!いや、まて、落ち着け。よく考えるんだ。チャンスはまだあるはずだ。この俺がこれぐらいで引き下がるとでも思うなよ!
「鬼道くん?」
「ははは、すまない。どうやらゴミじゃなかったらしいな。でも右目がすごく痛むことは事実だ」
「そんなに痛いんだったら保健室に・・・」
「、頼む。俺の右目をみてくれ」
「いや、私が見るより早く保健室に・・・」
「、頼む。俺の右目を・・・!!」
「だから、あのね・・・」
「じゃなきゃできないんだ!!」
「(・・・お兄ちゃん・・・)」
「・・・じ、じゃあ、ちょっとだけ見てみる、ね?」
「(先輩、いい人すぎます・・・!)(そして若干引かれてるよお兄ちゃん)」
そういうとは俺のゴーグルに手をかけ、ゴーグルを外そうとする。こんなにも近くでお前の顔が見られるなんて思ってもいなかったぞ。あと少し、あと少しだ!さぁ、外せ!早く外すんだ!
「そういえば」
「なんだ?」
「鬼道くんのゴーグル外している顔はじめてみる、かも」
「そうだったか?でもこれから嫌でも毎日みられるようになるぞ」
「?」
「(キモイよお兄ちゃん!)」
「なんかちょっと緊張するなぁ」
「ふふっ、それもそうだ。なにせ素顔はイケメ・・・」
「おーーーい!ーーーーー」
「あ、半田くんが呼んでる。ごめんね、ちょっといってくるね」
「ちょっ、おい」
「春奈ちゃん、鬼道くんのこと頼めるかな?」
「えっ(私じゃ無理です・・・!)」
「とにかく保健室いったほうがいいと思うよ。なにかあるとこわいからね。それじゃ春奈ちゃん、頼んだよ」
「・・・・・・・・」
おのれ半田ァァァァァァァァァァァア!!!
半田のせいで俺の声は見事にかき消された。そして半田のせいで俺の計画はぶち壊しになった。あいつさえ、あいつさえいなければ今頃うまくいっていたのに!走り去るの姿を俺は見送るしかできなかった。しかし俺は思った。きっと照れくさかったのだろうと。ゴーグルを外すときのあのはにかんだ顔を見たか?まさに恥ずかしがっていたとしかみえなかっただろう。そういうところもまた可愛いじゃないか!
「ふふふふふふふふ」
「・・・・あの、風丸先輩・・・・」
「いうな!もうなにも言うな壁山!!」
しかし疑問がひとつできた。
なぜだろう。
気づくとなぜか春奈が遠いなにかを見るような目で俺を見ていた。
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